結納金なしで結納する際の作法

公開日:  最終更新日:2015/08/21

結納金なしで結納する際に気を付けたいことをまとめてみました。

鯛

結納金なしでも結納は成立します

本来は結納の時にお金ではなく、着物や魚介類、お酒などを贈っていました。結納金が必ず必要と思われがちですが、それがなくとも結納を執り行うことは可能です。結納式にも種類があり、正式に豪華にすればするほど費用もかかります。最近では「略式結納」といって、コンパクトな結納品を用意してホテルのレストランや料亭等で食事会をかねて 結納式を行う方もいらっしゃいます。結納金を省略し、婚約指輪や記念品の交換をもって結納とする方も少なくありません。予算に合わせてさまざまな結納を行うことが可能です。

結納金は絶対になければいけないものではないので、両家が納得していれば、用意しなくても問題ありません。ですが、礼儀として女性側から結納金を辞退するのがよいでしょう。地域によっては、結納金の問題だけでなく、いただいた結納品を床の間に飾り、ご近所の方や親戚などにお祝いに来ていただいて正式な婚約をお披露目をする風習があります。そのため男性側から一方的に「結納はなしでいい?」ときくのは非常識とされています。逆に、結納をする場合、結納金の金額は男性側で決めますので、女性側が金額を指定したり、男性側が女性側に希望の金額を聞くことは失礼にあたります。一般的には100万円が相場といわれていますが、誰が結納金を出すのか、また両家の経済状況、地域による結納返し(御袴料)の割合、今後の出費負担状況などを考え併せて、金額を決めればよいでしょう。お互いに誠意が感じられれば、無理をする必要はありません。

理由はさまざま。多様化する結納に対する考え方

仲人を立て、お互いの家を行き来する正式結納をする方がほとんどいなくなってしまった昨今では結納に対する考え方も多様化しており、結納金を渡すのではなく二人の新生活への資金へ充当するという現実的な考えや、親の負担を減らしたいというカップルもいます。また晩婚化していく中で、親に頼らずすべてを自分たちのお金で負担するカップルは結婚におけるすべてにおいて自分たちの身の丈に合ったスタイルを選ぶ傾向があります。結納はとは、男性側の感謝の気持ちと誠意を結納品として納め、両家の縁組みを祝う日本独特の文化であり、いろいろな感謝や約束を形にしたものともいえます。結納金は「帯地料」や「小袖料」などとも呼ばれ、本来は花嫁衣装を贈っていたのが時代と共に変化したものです。そのような背景を知らないと、花嫁をお金で買っているように感じる女性もいるようです。

しかし、このしきたりが天皇家の「納菜の儀」を発祥とし、1400年もの間続いているのは、それが単なる金品の授受ではないからでしょう。昔と比べて恋愛結婚が多くなったため、プロポーズは当人の間で行うものとなっていますが、結納は、両家の繁栄と親交を願う儀式であり、公的なけじめの意味合いが強いものです。顔合わせの食事会の席で婚約指輪と記念品の交換を行うのも婚約指輪がけじめの象徴的存在であるからかもしれません。婚約指輪は当人同士で買いに行き、当人間で渡してしまうことが多いと思いますが、結納の際に両親の前で改めて贈り直すと、人生の節目の思い出がまたひとつ指輪に刻まれることでしょう。準備が大変であったり、堅苦しさや経済的な理由などから減少する傾向にありますが、堅苦しいので結納はしないという人も、結納のようなけじめの場を設けることは多いようです。

結納品

結納のやり方には地域差が。ご両親やご親族に聞いてみましょう

結納のやり方やしきたりは、それぞれの地域によって複雑に違うようです。大きく分けて関東式、関西式、九州式があります。結納金やその他の結納品の品数を初め、結納返しと呼ばれるお返しの有無や内容も地域によってさまざまです。例えば、関東では結納金の半分相当をお返しする「半返し」の伝統がありますが、関西は1割もしくはお返しなしというのが通例ですし、九州では結納に欠かせない品として「結納茶」や「お茶飾り」などと呼ばれる二本で一対の番茶を用意するのが慣わしです。結婚する相手やそのご両親の出身が同じエリア内であればそれほど大きな差はないかもしれませんが、出身地のエリアが異なるカップルの場合は、相手の地域の通例がどのようなものかを調べてみるくらいの思いやりは欲しいところです。せっかく結納をかわすのであれば、相手に失礼のないよう礼儀を重んじて臨みたいですね。

結納金なしでの結納。気を付けたいこととは

結納には結婚する二人だけではなく、両家の親族も関わってきます。みんなが気持ち良くその日を迎えられるように、事前にしっかりと話し合うことが重要です。結納金のあり、なしはもちろん、結納飾りのグレードなどもお返しの用意をする際に関係しますから、事前に相談しておいた方がよいでしょう。では結納金はなしで結納をしましょうとなった場合、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか?

結納といえば結納金ありきと思われがちですが、本来結納はお金を贈るのではなく、着物や魚介類、お酒などを贈っていましたので、結納金のない結納というのは、本来の結納の形に近いとも考えられます。その場合は、結納金や酒肴料を包む代わりに、鰹節やコンブといったおめでたい意味のある縁起物を贈ったり、婚約指輪などの記念品を引き立たせてくれる結納セットを用意して行うのがよいでしょう。 また、顔合わせの食事会をする場合は、当人たちが親を招待する形で開かれることが多いので、費用も二人が支払うことが多いのですが、両家で折半という場合もあります。どちらかが遠方から来ることになるケースなどは、食事代は当人たち、宿泊や交通費は両家で折半にする、など事前に決めておくとよいでしょう。手土産なども片方だけが用意していて気まずい思いをしたという先輩カップルの声もあります。まずは当人同士を通じてお互いの親の認識をすりあわせておくことが大切です。

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