結納の意味と伝統について

公開日:  最終更新日:2015/08/21

結納とはどのような意味があるのでしょうか?その意味と伝統についてまとめました。

結納品

結納ってどんな意味があるの?

結納とは、結婚の約束をした両家が品物などを取り交わすための儀式を指し、将来的な結婚、すなわち婚約の成立を確約するものとして執り行われます。結納の意味とは、両家が婚姻により親族になり、「結」びつくことを祝い、贈り物を「納」め合うということです。新郎家から新婦家へ、結納の品を納めるのが一般的です。本来は、帯や着物など縁起物を添えて贈るというものが一般的でしたが、最近では帯や着物の代わりに、金子包み(結納金)を贈ることが多くなってきました。

また、結納を略式で行ったり、結納品はなく、両家顔合わせ食事会だけ行う、または何もせずに入籍だけにする人も増えています。こうしなければならないという決まりはありませんが、地域のしきたりや伝統を尊重したいという親御さんもいるかもしれません。両家の親の希望を聞きながら二人を中心に両家で話し合って決めることが、後悔のない結婚への近道かもしれません。

結納の伝統・起源について

結納の起源

結納の起源は4世紀から5世紀頃、仁徳天皇の時代に遡ると言われています。仁徳天皇の皇太子が妃に迎えるのにあたり、贈り物(納采)を贈ったことが最初とされています。天皇家の宮中儀礼「納采の儀」として、今でも受け継がれております。皇室の外で結納が行われるようになったのは、ずっと後のことで、さらに庶民の間まで広まったのは江戸時代末期から明治時代初期だと言われています。

伝統的な結納

「正式結納」と言われ、通称、「仲人」という結婚する二人の間に立ってお世話をしてくれる人が、それぞれの家を訪ね、結納品の引き渡しをするものを指します。仲人が男性側から結納品を預かった後、そのまま女性側へ届けます。女性側は仲人を迎えもてなし、男性側へ渡す受け書と結納品を仲人へ託します。このように、仲人が両家の仲立ちをすることを正式結納と言います。

略式の方法

「略式結納」とは最近、主に行われているポピュラーな結納のことを指します。仲人が両家を訪問する正式結納と区別して略式と言われていますが、これも立派な結納のひとつです。現在では一般的に「結納」と言うと、この略式結納を指す場合が多いと思います。略式結納では、男性側が女性側の家に伺い、自宅にて両家顔合わせを行い挙式します。ご親族同士の顔合わせと挨拶が一度に出来るので、時間も手間も抑えることが出来、一石二鳥ですね。また、必ず女性側の家で行うとことも今では少なくなってきており、レストランやホテルなどで行うことも多くなってきています。

結納の流れ

結納当日の流れをご説明します。結納は仲人が両家の間を行ったり来たりしながら結納品のやり取りを行うのが本来で、これが「正式結納」を言います。ですが、最近は女性宅やホテルやレストラン、料亭などで結納の品を取り交わす「略式結納」が多くなっています。ここでは「略式結納」の流れをご紹介します。所要時間は20分程です。

(1)儀式のはじめの挨拶

先に男性側、女性側の順で入室し、全員がそろったとこで着席します。椅子の場合は、席のすぐ横に立ち、男性側がリードしながら始めます。まず本人、次に親が「よろしくお願いいたします」と挨拶し、一同着席します。男性側の父親が進行役を務めるのが一般的です。もちろん母親でも構いません。挨拶が終わったら、両家一同で深く礼をします。長い口上になりますが、儀式の格式や伝統を保つため、きちんと予習して暗記していまいたいですね。

(2)結納品の交換

挨拶が終わったら男性の母親が結納品と家族所を載せた台を持って運び、女性本人の前で渡します。その後、男性の父親が口上を述べたら一礼。ただし、男性が自分で運び、自分で口上を述べても良いです。女性が自分で丁寧にお礼を言い、女性側の母親が男性に受け書を渡します。女性本人が口上を述べます。女性側の母親が結納品を飾り台に運び、受け書を男性の父親か男性本人に渡します。男性側はお礼を言い、席で受け書の確認をします。再び、女性の母親が結納品の飾り台まで行きます。贈る予定の結納品と家族書を持って男性本人の前まで運びます。そして、女性の父親が口上を述べたら、深く一礼します。

(3)記念品のお披露目

婚約指輪など、婚約記念品があればお披露目します。すでに男性から女性に贈っている場合もあるかと思います。その際は「婚約記念品としていただいたものです」と両家に紹介するだけも良いです。関西では結婚指輪も結納品のひとつです。男性側の父親が結納が無事終わったことを宣言する結びの口上を述べ、女性側の父親が返礼の口上を述べ、結納が終了となります。結納後は、両家で会食を。自宅で結納した場合も、料亭などに場所を移すことが多いようですが、自宅でそのまま行う場合もあります。緊張せず、両家の親睦が深まるように和やかな雰囲気を心掛けたいですね。

結納の準備

結納の前に準備しておくことは、「どちらの価値観に合わせるのか」、「どれくらいお金をかけるのか」をまずは明確にしておかなければなりません。結納は地域ごとの風習が根強く、両家の価値観が出やすいものです。まずはお互いの出身地のスタイルや違いを確認し、必ず二人が両家の間に入って、納得いくまで調整しましょう。

結納品

結納で贈る縁起物で、関東式は9品目、関西式では5~9品目が一般的ですが、地域のしきたりや家ごとの考え方によって品目も数もさまざまです。結納品専門店で購入することも出来ますし、ホテルや式場の結納パックを利用すれば会場が準備してくれることもあります。どの品にも二人の幸せを願う縁起のいい意味が込められているので、この機会にそれぞれの意味を予習しておくと、感動が一層深まるでしょう。

結納金

男性側から女性側へ贈る結納金は50万円、100万円など、キリの良い数字で贈るのが一般的です。金額は両家で相談しましょう。結納金に対する女性からの「結納返し」は、関東は半額、関西では1割というのが多いようです。最近では、お金ではなく品物で返すケースが多いです。関東では最初から結納返し分差し引いて贈ることもあるようです。さらに結納品は平均約20万円。もろもろの総額でのべ130万円くらいになるのが、最近の結納の相場ではないでしょうか。

婚約記念品

女性には婚約指輪、男性には時計など、高価な宝飾品を贈るのが一般です。(関西式では指輪は結納品のひとつです)。すでに、婚約指輪をもらっている場合は目録に入れるだけでも良いでしょう。男性への記念品は、本人が欲しいものを聞いて贈る傾向も最近の結納ならではです。

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